4月から自転車に青切符制度が導入 反則金リストがSNSで話題に
今年の4月1日から、自転車のルールが大きく変わる。これまで自動車やバイクが対象だった青切符制度が自転車にも導入され、違反した場合には反則金を支払わなければならない。大幅な変更はSNSなどで話題になり、不満の声も寄せられている。
自転車に青切符制度が導入されることについては、これまでSNSで賛成意見が多く寄せられている一方で、「自転車通行帯を整備すべき」といった指摘も多い。ルール変更に一定の理解を示しつつも、自転車専用通行帯が十分に整備されていないことから不満に感じている人も多数いるようだ。
青切符制度の対象となるのは16歳以上だ。113種類の行為が違反となるが、主な行為と反則金は、携帯電話使用等が12000円、信号無視・車道の右側通行・歩道通行が6000円、無灯火が5000円となっている。
青切符制度の導入に関しては、昨年9月に警察庁交通局が導入の背景を文書にて説明している。それによれば、自転車と自動車の事故は減少傾向にあるものの、年間約5万件発生しており、自転車乗用中の死亡・重傷事故(2024年)のうち、約4分の3には自転車側にも法令違反があったことが判明している。自転車交通事故と被害者を減らすために、自転車の交通違反の指導取り締まりを強化しているとのことだ。
これまでは、自転車の交通違反が検挙されると「赤切符」等を用いた刑事手続による処理が行われ、起訴されて有罪となれば前科がついてしまっていた。加えて、自動車の違反処理と比較して時間的・手続的な負担が大きいことも問題視されていた。青切符制度の導入で違反者と警察の時間的・手続的な負担を減らし、違反者に前科がつくことをなくすことなどが目的だ。
賛否両論がある青切符制度だが、4月からの開始はすぐそこまで迫っている。