ほっかほっか亭、X投稿の「焼肉弁当買ってきてくれた」ポストに反応で謝罪したワケ ネットから同情も
大手弁当チェーン・ほっかほっか亭が22日に公式X(旧Twitter)上で引用ポストに問題があったとして謝罪し、ネット上から同情の声を集めている。
事の発端となったのは、あるXユーザーがポストした「父親がほっかほっか亭の焼肉弁当買ってきてくれた」というポスト。ポストにはいわゆる「おかわりもいいぞ!」ミームの画像が貼られていた。
「おかわりもいいぞ!」ミームとは、漫画「狂四郎2030」(集英社)のワンシーンを切り取ったもの。漫画では、厳しい訓練を受けていた少年たちが、「おかわりもいいぞ」と食堂でカレーライスを振る舞われて喜んで食べていると、食堂に毒ガスが広がり、実は「毒ガス訓練」のわなだったというストーリー。
オチが多くの人のトラウマになっていることから、少年が喜んでカレーを食べている画像などがネット上でミームとして使用されている。
一方、ほっかほっか亭公式Xは21日にこのポストを引用し、「ほっかほっか亭の牛焼肉弁当 お父様に感謝ですね」と投稿。この引用に対し、Xでは「ほっかほっか亭が毒ガス訓練を始める伏線」とやゆする声や、「これは飲食業者が反応しちゃいけない画像だよ」「元ネタ的にあかんやつってわかるだろ」という指摘が集まっていた。
ほっかほっか亭は22日までに当該ポストを削除した上で、Xに「お詫び」という文書を公開。その中で、当該投稿について「多大なるご心配とご不快な思いをおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」(原文ママ)と謝罪した。
ほっかほっか亭は「投稿の際、引用した画像が漫画作品の一コマであることに加えて、その背景を十分に理解せぬまま、引用リポストを安易に行ってしまいました」とミームを知らなかったと説明し、「ユーザーの皆さまへの配慮に欠けた、企業公式アカウントとして極めて不適切な振る舞いであったと深く反省しております」とつづった。
また、「今後は二度とこのような事態を招かぬよう、投稿前の確認プロセスおよびコンテンツの取り扱いに関する社内教育を根本から見直し、誠実な情報発信に努めてまいる所存です」とし、最後には「ご不快な思いをされた皆さま、ならびに作品の関係者様に重ねてお詫び申し上げます」と再度謝罪していた。
この一連の騒動にXからは、「知らない人からすればただ男の子がおいしそうにカレー頬張ってるシーンでしかない」「これは仕方ない」「これほっかほっか亭さん悪くないやろ…」という同情が集まっていた。