久米宏が訃報前日にNHK番組に映り込む ネットでは「虫の知らせだったのか」
フリーアナウンサーの久米宏氏(以下、久米)が1日、肺がんのため亡くなっていたことが所属事務所である株式会社オフィス・トゥー・ワンのホームページで13日発表された。81歳だった。
久米といえば、テレビ朝日系「ニュースステーション」をはじめ多くのテレビ局やラジオ局でレギュラー番組を持つ人気アナウンサーだったが、2020年にTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」が終了し、23年に自伝を上梓してからは自身の病気などもあり、活動をセーブしていたとみられている。
そんな久米の訃報に関して、ネットでは追悼の声が相次いでいるが、なかには今回の久米の訃報について「虫の知らせだったかもしれない」と思わせるような現象があったという。
NHKでは12日、同局の人気番組「ファミリーヒストリー」にて料理愛好家で歌手の平野レミを取り上げた。番組では平野家の家族を中心に平野本人の半生に触れられ、その中で平野の人生の転機としてラジオのレギュラー番組、TBSラジオ「それ行け! 歌謡曲」に抜擢されたことが挙げられた。
その際に名前は出なかったが平野の共演者として若き日の久米の姿も写っていたのだ。「それ行け! 歌謡曲」において久米と平野は「名コンビ」として知られており、平野が歌手から人気タレントとなる足がかりをつかんだ番組だった。
「ファミリーヒストリー」は、写真だけとはいえ久米の久々のメディア登場ということもあり、ネットでは「久米宏、今なにやっているのかな」「最近、久米宏見てないな」と懐かしむ声があったが、結果的に本番組の翌日に訃報が発表されることとなった。
そのため、ネットでは「ファミリーヒストリーの写真は虫の知らせだったのか」「久米さんのコメントがなかったのは闘病してたからか」「まさかこんなタイミングで訃報を聞くとは」と驚く声も多かった。
平野の父親は「ファミリーヒストリー」でも紹介があったようにフランス文学者の平野威馬雄だ。威馬雄は文学のほか超常現象やUFO、幽霊を調べるオカルト研究家の一面を持っていた。今回の虫の知らせも「不思議な現象」の一つだったのかもしれない。