「移民問題」を想起させる内容に賛否 「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」は現代の写し鏡か
テレビ朝日系で15日から放送がスタートした特撮ドラマ「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」の内容が話題になっている。
本番組は約50年続いた「スーパー戦隊シリーズ」の後枠となる新ヒーローシリーズ「PROJECT R.E.D.」第1弾で1982年から1983年にかけて放送された「宇宙刑事ギャバン」のリブート作品となっている。
主人公である銀河連邦警察捜査官の弩城怜慈(演:長田光平)は、資料課に所属する窓際警察官だが、彼の正体は「宇宙刑事ギャバン」を名乗ることができる「ギャバン・インフィニティ」であり、捜査のために多数の異星人が移住している21世紀の地球へやって来る……という王道のストーリーになっている。
第1話では世界観の説明のため、ナレーションが差し込まれたのだが、その内容が一部視聴者の間で話題になった。そのナレーションとは「21世紀、地球は銀河系各惑星から来訪する異星人を迎え入れ、宇宙共生時代を迎えている」「だが、悪意ある異星人による犯罪が後を絶たない」というもので、現在、日本で問題になっている在留外国人の犯罪率を意識したかのような内容になっている。
実際、劇中では人間の姿をした異星人が強盗などの犯罪を行うシーンがあり、これらのシーンに対しネットでは「これは移民問題を反映した作品なの?」「このタイミングで移民問題を取り上げるのか」「21世紀の地球というのが現実世界とリンクしている」といった声が相次いでいた。
前述の通りナレーションでは犯罪を起こしているのは、あくまで「悪意ある異星人」と断りがあり、全ての異星人が敵というわけではない。だが、「移民問題」が何かと話題になっている昨今、この設定が波紋を呼んだことは必然だったのかもしれない。
「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」はまだ第1話が放送されたばかり。「移民問題を反映した作品」になるのかどうかは、2話以降の展開次第といえそうだ。