ミラノ・コルティナ五輪、村瀬心椛、木村葵来、木俣椋真がメダルラッシュ

ミラノ・コルティナ五輪の中でもひときわ目を引いたのがスノーボードのビッグエア。女子の村瀬心椛、男子の木村葵来が金メダル、木俣椋真も銀メダルを獲得した。

ビッグエアは急斜面から飛び出し、空中での回転技の華麗さを競う種目。2018年平昌五輪から採用された。男女の日本勢が同一種目で同時に金メダルを獲得するのは、冬季五輪史上初の快挙だったが、日本勢が強い理由は何なのか。その答えの一つが練習施設だという。

「雪がないオフシーズンでも使えるエアマット施設が充実しているのです。斜面の部分が人工芝で着地する部分がエアマットになっており、安全にジャンプ技術が磨けるのです。夏でも反復練習できることが日本人選手のレベルを引き上げたといわれます」と話すのはスポーツライター。

「このような練習施設は2003年にオープンした『神戸キングス』が最初といわれ、ここにトップアスリートが集まるようになって口コミで広がり、同グループの練習場は各地に展開。また10年に長野『小布施クエスト』が開業し、こちらも埼玉、愛知に展開するなど、全国各地にエアマット施設が広がりました。海外では同様の施設はまだ少なく、海外選手が日本で練習する姿も見られるそうです」

これらの施設ではトップ選手とともに次代を担う子どもたちも練習する機会が多く、今大会で活躍する選手も若手ばかり。これからスノーボード・ビッグエアは日本の得意種目となっていくかもしれない。

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