沢尻エリカ「復帰は考えていない」から6年……主演舞台「ピグマリオン」で高評価 地上波復帰へのカウントダウン

東京・豊島区の東京建物Brillia HALL他で公演の舞台「ピグマリオン-PYGMALION-」で主演を演じる女優・沢尻エリカが注目を集めている。先月19日、同ホールにて俳優・六角精児ら共演キャストと取材会に出席。沢尻は「イライザを演じるのが本当に楽しみで、緊張とワクワクです。35公演を楽しみながらできたらいいなと思います」と意気込みを語っていた。

同舞台は、1912年に英国随一の劇作家で、ノーベル賞作家のジョージ・バーナード・ショーが手掛けたユーモアと辛辣な皮肉が利いた傑作喜劇。1913年にオーストリア・ウィーンで初演されて以来「20世紀初頭の英語演劇の傑作」といわれ続ける名作だ。

先月20日から今月8日までの22公演を皮切りに、名古屋(4公演)、北九州(4公演)、大阪(5公演)での上演が予定される。沢尻が華やかなドレスでワルツを踊るシーンも見どころだ。キャストの多くが初挑戦で、稽古段階では苦労したようだ。

沢尻によれば「ワルツ…最初は大丈夫なのかって。もしかしたらダメかもしれないと思ったんですけど…」と不安を吐露。しかし、稽古を積むうちに「すごくまとまってちゃんと一応、見れるレベルになったのかなと思います。まだまだ成長の余地があります」と笑顔で振り返った。

また、今年最初の舞台にからめて「2026年の抱負」を問われると、「仕事もいろんなことに挑戦したい。楽しみながら自分の体調もコントロールしながら、いろんなことに積極的に前向きにチャレンジしたい」と意欲的なコメントを発し、完全復活を遂げてみせた。

沢尻といえば2019年11月、合成麻薬を所持したとして逮捕され、2020年2月には懲役1年6か月執行猶予3年の判決が下された。かつて、“天才”とも呼ばれ、数々の名だたる賞を総なめにしてきただけに事件の代償は計り知れず、当時撮影中だったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の降板など、女優生命の危機に瀕した。

以降は芸能活動を休止させ、詳細が不明の時期もあった。だが、表舞台から姿を消しても、たびたびメディアにも取り上げられ、沢尻が人気女優であった証を見せつけていた。お騒がせである一方で、俳優としての実力は健在。今月27日には映画「#拡散」でもスクリーン復帰を果たし、薬物事件の禊(みそぎ)は済んだ模様だ。

沢尻の舞台復帰にネット上では、「なんだかんだいってもやっぱり女優。アイドル上がりの大根役者とは比べ物にはならない」「華もあるしブランクを感じさせない圧巻の演技でした」「薬物依存や性格最悪でも映像の中では全く感じさせない演技力は天性だと思う。映画も楽しみです」といった高評価の意見が散見される。

かつて、沢尻は自身の公判で「女優復帰は考えていない」「復帰を語る資格はない」と引退を示唆していた。だが、周囲は沢尻を見捨てず2024年2月に上演された主演舞台「欲望という名の電車」で復帰し、芸能界に舞い戻った。地上波への復帰は困難とみられるが、カムバックもそう遠くはなさそうだ。

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