参政党・候補者のXアカウント、複数凍結される 神谷宗幣代表「参政党へのものすごい攻撃です」
参政党の神谷宗幣代表が3日、自身のX(旧Twitter)を更新。参政党候補者のXアカウントが複数凍結されている異常事態を明らかにした。
神谷氏が、兵庫県で出馬している参政党公認候補者のXに「アカウントが凍結されています」という文字が表示され、投稿が見られなくなっている画像を紹介。同県で出馬している別の候補者が自身のXでその画像を引用し「参政党へのものすごい攻撃です」と記したポストを添付した。
そして神谷氏は「候補者のアカウントが次々に潰されていく。凄まじいな」と危機感を示し、SNS乗っ取りや、消し込みを指摘しているケースもみられる。
選挙期間中の候補者アカウント凍結は、公正な選挙活動を行う上で言論の自由が制限される重大な問題。参政党は、8日投開票の衆議院選挙で190人の候補者を擁立しており、SNSを活用した情報発信が選挙戦略の重要な柱となっている。
投稿にネット上では陰謀・工作説や、これを否定する投稿などで論争も起こっており「こんなことだれがどうやってあやつれるの」「間違いなく政治家による圧力」「なんだか恐怖を感じる」といった国民の不安が駆けめぐっている。
神谷氏は先月31日、衆院選で活用している交流サイトの反応が昨年の参院選の時と比べ「参院選より聴衆は多く、党員の熱量も高いが、SNSの発信が全然広がっていない。ちょっと違和感がある」と、大阪・堺市で記者団に訴えている。
また、同時に「今まではX(旧ツイッター)で拡散されていたが広がらず、3分の1ぐらいに減っている」(原文ママ)と困惑し、原因を分析し対策を講じたいとも語っていた。
参政党は、昨年7月に行われた参議院選挙でも成果を残している。減税や「日本人ファースト」を掲げ、「行き過ぎた外国人受け入れに反対」としてインターネットやSNSを活用し存在感を示した。この勢いに自民党は「危機感を持つ」と一部でも報じられていたほどだ。
一方で、新型コロナウイルスの感染拡大中には、トランプ大統領を支持する「Qアノン」と呼ばれる陰謀論の信者らの影響を受け「反ワク」の立場とも見られていた参政党。また、前出通り受け入れ反対の立場から「極右」とも呼ばれている。
今月2日、ニュースサイト「集英社オンライン」(集英社)では、今回の衆議院選挙について「突然の解散や新党の誕生、投票率の不透明さなど、イレギュラー要素が重なり、精度の高い議席予測は困難な状況」と解説。そんななかで「一つだけ、ほぼ確実と言える結果がある。それは、参政党が議席を伸ばし、党勢を大幅に拡大するという点だ」と参政党の創設者の一人で国際政治アナリストの渡瀬裕哉氏が私見を述べている。
参政党の由来は、「皆さんに『参加』してもらえる『政治』をつくる『チーム』」という意味合いだという。はたして、今回の選挙に国民が参加し、政治をつくっていくという流れにたどり着くだろうか。