健康上の問題を理由に山本太郎代表が議員辞職 会見でも過激な発言を連発
れいわ新選組の山本太郎代表が参議院議員を辞職することを21日に発表した。健康上の問題が理由としている。
れいわ新選組の公式YouTubeチャンネルに登場した山本氏は、参議院議員の辞職を発表。衆議院選挙の影響ではなく、健康上の問題であるとした。続けて、「多発性骨髄腫。血液のがん。その一歩手前にいます」と病名を公表した。病気を進行させないため、命を守るための行動に入るとのことだ。今後は無期限の活動休止となるが、れいわ新選組の代表は続け、業務を大幅に減らして対応していくという。
山本氏は元俳優であり、2013年7月の参議院議員選挙に出馬し、初当選。19年4月にれいわ新選組を立ち上げ、代表となった。次第にカリスマ的存在となっていった山本氏だが、過激な言動が多く、問題となることも多かった。
23年の参院法務委員会での入管難民法改正案の採決時には、与野党議員が入り乱れる中、委員長に飛びかかるなどの行為で懲罰動議を提出される事態に発展した。最終的に懲罰は見送られたが、国会議員の行動として批判を呼んだ。
また24年には、衆議院選挙の期間中に選挙応援を呼びかけた動画が話題となった。動画内では山本氏が外国人にふんしたかのように片言の日本語で話しており、在日コリアン団体が「外国人差別だ」などと抗議。動画を投稿したれいわ新選組の大石あきこ衆議院議員がSNS上で謝罪、動画を削除した。
病気療養となる山本氏だが、21日に開催した会見では山本節がさく裂。「日本という国だけ30年経済が衰退し続けている。誰がそうしたんですかっていったら、自民党と公明党なんですよ」「何なんだ、中道って。意味不明ですけどね」「仏罰くだればいいのに」など、ほかの政党批判を繰り返した。
SNSには山本氏を応援する声が多く寄せられている一方で、「多発性骨髄腫の一歩手前にいる」という発言そのものを疑う声も少なくない。今回も過激な発言の一環だとしたら、国民からの信頼は失われるだろう。