将棋棋士・加藤一二三さん死去 “王手”の完璧すぎない絶妙な命日にネットが感嘆
テレビのバラエティー番組でも活躍した将棋棋士の加藤一二三さんが、肺炎のため亡くなったことが22日に発表された。86歳だった。
加藤さんは1940年1月1日生まれ。14歳でプロ入りし「神武以来の天才」「1分将棋の神様」と謳(うた)われ、自身が77歳となる2017年まで現役を貫いた。
晩年にはテレビタレントとしての活動も目立ち、フジテレビ系「アウト×デラックス」ほかさまざまな番組に出演。「ひふみん」の愛称で親しまれ、知名度は全国レベルになるほどだった。今回の訃報に対し悲しみの声が相次いでいる。
一方、改めて注目されたのが彼の没日である。加藤氏は報道によると1月22日午前3時15分に亡くなったとのことだ。「一二三」という名前にちなむ「1月23日」の前日に旅立ったことになる。
ところが、ネットでは「1月22日没はむしろひふみんらしい」という声もあるようだ。特に多く挙げられているのが、「1月23日の前日というのが将棋の王手を感じられて良い」「完璧すぎない絶妙な命日だと思う」といった意見だ。
事実、将棋における「王手」とは「あと一歩で目標達成」という意味でもあるため、1月23日の前日である1月22日に亡くなったことは、常に王手(完璧)を目指す棋士としては、まさに「ひふみんらしい」命日だったと言えるのではないだろうか。
自身の背番号にちなんだ6月“3”日に亡くなった長嶋茂雄さんといい、昭和のスターは命日までもスケールが違うということだろうか。