選挙カー、会場、選挙箱不足など問題山積 超短期決戦の衆議院選で負担を強いられる自治体
2月8日に行われることになった衆議院選挙。27日公示、2月8日投開票という「超短期決戦」が話題になっている今回の選挙だが、現場を支えるスタッフにとっては「史上最も大変な選挙」となりそうだ。
通常、衆議院選挙は解散発表から1カ月から3週間の準備期間が設けられるが、今回は2週間ほどの短期間で準備を終えないといけないため、立候補者以上に「支える側の負担が大きすぎる」というのだ。
例えば、有権者に政策を訴える有効な方法である選挙カーは、全国のレンタカー会社が確保しているのがこれまでの慣例なのだが、事前に用意していた台数が足りず、真冬での実施ということもあり、スタッドレスタイヤへの切り替えなど、事前にやることが山積みになっているという。
また、掲示ポスターも同様でポスターのデザインや発注、貼り出しなどのスタッフの数が足りておらず、こちらも急ピッチで準備が進められている。さらに今回の解散総選挙の決定があまりに突然であったため、一部の自治体では2月8日に町長選や町議選を行う予定だった「ダブル選挙」「トリプル選挙」となる選挙区もあり、「選挙箱が足りない」「開票所の確保ができない」といった物理的な問題も抱えているようだ。
そもそも、2月は日本全国でマラソンやスポーツ大会が開催されやすい時期でもある。すでに2月8日に開催が予定されていた静岡県の富士宮駅伝競走大会が中止となっている。理由は人員確保や交通規制などが間に合わないためであり、多くの自治体が「選挙のシワ寄せ」に苦しんでいる状態だ。
すでに「トラブル続き」と言ってもよい今回の衆議院選挙、果たして無事に終わるであろうか。