「辺野古移設中止は非現実的」を立憲・安住幹事長が釈明「本意ではなく…」 屋良議員のポスト物議
新党・中道改革連合を立ち上げた立憲民主党の安住淳幹事長による、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事を「ストップすることは現実的ではない」とする発言について、立憲民主党の屋良朝博衆院議員が20日にX(旧Twitter)で言及。安住氏が発言について「言葉の一部が切り取られたもの」と釈明したことを明かし、物議を醸してる。
問題となっているのは、19日に行われた中道改革連合の綱領発表会見で、普天間基地の辺野古移設について問われた安住氏が、「政権にいた時には、辺野古についてはやらざるを得ないと言ってきましたから」と振り返った上で、「政権をいざ担うという事になれば、今のそれ(辺野古移設)をストップするかと言うと、これは現実的ではないと思います」と発言したこと。
立憲民主党はこれまで政策で「沖縄の民意を尊重して、軟弱地盤などの課題が明らかになった辺野古移設工事は中止し、沖縄の基地の在り方や地位協定の見直しについて米国に再交渉を求めます」としていた。
これについて、沖縄タイムスの元記者という経歴を持つ立憲民主党の屋良朝博衆院議員はXで、「急きょ上京し、安住幹事長と面談を行いました」と明かしつつ、当該発言について抗議したところ、安住氏から「説明が不十分で申し訳ない」と謝罪を受けたと明かした。
発言の真意について安住氏は、「かつての民主党政権が背負った責任や、26年にわたり自民党と連立を組む公明党が移設を推進してきた歴史的背景を説明したものだった」と釈明したとのこと。
さらに、「新勢力(中道改革連合)が政権を取った際も移設を推進するかのようなニュアンスで報じられたことについては、『本意ではなく、言葉の一部が切り取られたものだ』と強く悔恨の意を示しました」と明かし、「立憲民主党として『辺野古移設は中止』という基本スタンスに変わりはないことを改めて確認しました」とつづっていた。
屋良氏の元には、「早速ブレッブレで草」「え?安住さん、もうブレたの?」「この言い訳で、良かったねってなるの?」という声が集まっていた。
なお、立憲民主党の沖縄県連は20日、安住氏に対し、当該発言の撤回を求める要請文を公表している。基地移設問題に対し、安住氏はあらためて姿勢を問われている。