軍事ファンには垂涎もの ベネズエラ攻撃で使用されたとみられる米軍の最新鋭兵器の数々
年明け早々、世界に衝撃を与えたのが米軍によるベネズエラ攻撃だった。
3日未明、ベネズエラの首都カラカスでは複数の爆発が発生。米軍の軍用機がレーダー基地などを攻撃し、ヘリ部隊から降下した特殊部隊デルタフォースが就寝中だったマドゥロ大統領夫妻を拘束。 ニューヨークの施設に連行した。
この軍事作戦が実施される際、米軍が使用したとされる最先端の兵器が注目を集めている。
一つは電子攻撃機EA-18G「グラウラー」。グラウラーは敵のレーダーや通信ネットワークを電磁波などで妨害し無力化する。さらに敵のレーダーを検知して破壊する対レーダーミサイルも搭載している。
「今回の作戦ではベネズエラが導入していたロシア製の防空システムが一部機能しなかった、あるいは中国製のレーダーが早期警戒を出すことができなかったといわれます。その背景には米軍が相手レーダーが捉えにくい主力ステルス戦闘機F35を投入したこともありますが、中でもグラウラーが相手の防空網を乱して、他の戦闘機やヘリコプターが攻撃を受けるのを回避させる役割を果たしたことが大きいと指摘されています」(軍事ライター)
もう一つは正体不明の先端兵器だ。トランプ米大統領の支持者とされるネットユーザーが投稿した、ベネズエラの警護員のインタビューに出てくる兵器で、これをニューヨーク・ポストが報じて話題になった。
この警護員は「米軍は銃よりも強力な何かで武装していた」「ある瞬間、彼らは何かを発射したが、非常に強烈な音波のようだった」「ある警備員は鼻から出血し一部は吐血した」などと証言。ニューヨーク・ポストは米軍が極超短波など高出力エネルギーで目標を攻撃する指向性エネルギー兵器(DEW)を使用した可能性を指摘した。
このインタビューにどこまで信憑性があるのか分からないが、現実に音波やマイクロ波を使用した兵器は開発されている。「未知の兵器が使われたのでは」と、ネットユーザーの関心を集めたのは不思議ではない。
いずれにせよ、今回の電撃作戦で、改めて米国の軍事力の圧倒力を感じた人は多いのではないか。