最近は宣伝ばかり……フジテレビ「ボクらの時代」が終了した訳
14日、フジテレビ系で放送されているバラエティー番組「ボクらの時代」(毎週日曜日 7:00 ~ 7:30)が今春をもって終了することがわかった。
「ボクらの時代」は2007年に放送がスタート。芸能、スポーツ、政治など様々なジャンルで活躍する3~4人が集まってトークを繰り広げる番組で、特徴としてはMCなし、台本なしという「何が起こるかわからない」ハプニング性が魅力の番組であった。例えば「南原清隆×春風亭小朝×千原ジュニア」「森光子×堂本光一×滝沢秀明」といった意外性のある座組や、「柄本明×角替和枝×柄本佑×柄本時生」といった芸能人親子、「サンドウィッチマン(伊達みきお×富澤たけし)×狩野英孝」で東日本大震災特別編といった社会派の座組が組まれることもあった。
そのため本番組は「フジテレビの良心」「日曜朝らしい優良番組」と称される事もあり、今回の放送終了に対し衝撃を受ける人も多かった。
その一方、「ボクらの時代」には数年前から「ネタ切れ」「マンネリ化」を指摘する声が視聴者から存在した。
前述の意外性のある座組は近年ほとんどなくなっており、代わりに「菅田将暉×神木隆之介×三谷幸喜」といったフジ制作のドラマ(2025年10月~12月に放送された「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」)の番宣が主体の内容、「広瀬すず×妻夫木聡×大友啓史(映画監督)」といった映画「宝島」の宣伝が主体の回など、宣伝が露骨な内容が目立っていたのだ。
2025年判明の「フジテレビ問題」でスポンサー離れが続いていた中での放送であったため、ある程度の番宣や宣伝は仕方がないが、以前のような「意外性のあるキャスティング」はほとんど放送できなかったのが現状であり、その結果が「ネタ切れ」という評価につながったようだ。
「ボクらの時代」放送開始から19年。「フジテレビの良心」の終わりはあまりにあっけないものだったようだ。