港区の成人式に橋本環奈がゲスト出演 批判の声に区議の一言でネットが手のひら返し

女優の橋本環奈が12日、東京・港区で行われた「二十歳のつどい」にサプライズで登場。新成人を迎えた850人からの大歓声を浴び、会場をどよめかせた。橋本のサプライズは式典の実行委員会が企画。SNS上では大きな反響が集まった。

青色のワンピースで突如、姿を現した橋本に新成人は大パニック。司会者からお祝いのメッセージを問われた橋本は、「みなさま、おめでとうございます。皆さんが晴れやかな姿でいらっしゃって、すごくすてきだなと思います」と門出を祝った。

このサプライズにX(旧Twitter)上では、「うちの地元にも芸能人来てほしい!」「一生の記念になりましたね」「有意義な税金の使い方だと思う!こういうサプライズが他の市町村にも広まってほしいです」とうらやむ声が寄せられた。

一方で、「橋本環奈へのギャラは港区の税金から捻出しているわけでしょ。これは紛れもなく無駄使い!」「新成人の門出に相応しいサプライズだけど、資金源が税金ともなると賛成はできない」「地元出身者ならまだ分かるけど…。違和感が残る」などの否定的な声も散見された。

そんな中、納税者である区民からも次第に疑問の声が上がり出し、「ここに予算を投じるなら住民サービスや各政策に使うべきだ」などの指摘も受ける羽目になっていたという。

ところが翌13日になると、状況が一転。この批判が“誤解”だったことが明らかになる。“ゆづか姫”の愛称で知られた元ネットアイドル・動画配信者で、現在は港区議会議員・新藤加菜氏が同日、自身のXを更新し、「橋本環奈さんのご出演について『多額の公費が使われているのでは』とのお声もありましたので補足です」と投稿したのだ。

新藤氏は批判されている予算について、「今回、港区として追加の予算は投じておりません」ときっぱり。つづけて、橋本を呼んだ経緯についても「フジテレビ様と二十歳の集い実行委員会の連携により実現しました。ご協力いただいた関係者の皆さま、区内企業の皆さまにも感謝申し上げます」と説明し、騒ぎを沈めた。

13日配信のニュースメディアでは新藤氏の発信について、橋本のゲスト出演がよほどの批判の声があったと示唆。また、「“二十歳の集い”に芸能人がゲストとして出演することは、特段珍しいことではありません」としたうえで、「港区は言わずと知れた高所得者の街です。そういうこともあってか、妬みを買ってしまったのでしょう。実際はフジテレビと協力した『ヤンドク!』の番宣だったということ」という“スポーツ紙記者”の私見を掲載している。

新藤氏の投稿後、X上には「税金が絡んでないのであれば問題ない!」「さすが、港区!フジテレビとタッグでお祝だなんて!!」「こういった経緯ならば、区民は何も言えない」といった“擁護”のコメントが並び、世間は納得した形で騒動に終止符を打った。

成人式の思い出はインパクトがあるほど記憶に残るもの。未成年とは打って変わる社会の荒波に戸惑う機会も増えるだろう。そんな新成人の背中を押した港区の粋な計らいは“あっぱれ”の一言に尽きるではないだろうか。

おすすめ