中道・小川淳也新代表「ごめんなさい、不勉強で申し訳ない」で揚げ足を取られる 会見ではトイレで中座
衆議院選挙で惨敗した中道改革連合は13日、辞任した共同代表の野田佳彦氏・斉藤鉄夫氏に代わる新代表に小川淳也氏を選出。13時に行われた代表選挙では、衆院選で当選した49人が投票し、小川氏が27票を獲得して当選した。会見はまさかの1時間超えとなり、小川氏が自らトイレ休憩を申し出る場面があった。
立憲民主党から中道に合流した小川氏。2003年の衆院選に民主党公認で香川1区から出馬したが落選し、2005年の衆院選で初当選を果たした。比例復活も含め衆院選の当選は8回となる。また2020年には、2003年からの政治活動を追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が公開され、キネマ旬報ベスト・テンの文化映画部門でベスト・ワンに輝き、話題になった。
選出直後の記者会見では、「統計の正確性や、不透明な予算執行を許さない、うそ偽りのない誠実な政治」と宣言。小川氏は議員らを前に「国民生活の安定と将来への見通しをしっかりと提起し、今の安心、将来への希望を提供することが最大の目標だ」と掲げ、報道各社にも「ご指導、ご鞭撻(べんたつ)を心からお願い申し上げまして、就任会見に当たってのごあいさつにさせていただきます」と述べた。会見ではあいさつを省略し、わずか50秒で話を切り上げ、質疑応答に入った。
会見終盤、一般紙の記者が質問をしようとしたときに「ちょっとゴメン。(会見開始から)1時間なったんで便所行っていい?」と前代未聞のトイレ休憩をリクエスト。そして、「すぐ戻ります。ごめん、申し訳ない。皆さんもちょっと休憩して」と呼びかけ、トイレに駆け込んだ。
約3分後、小川氏は会見場に戻り「失礼しました。申し訳ありません」と謝罪。そして報道陣へ「休憩になったでしょ?集中力が。便所に行ってた記者さんもいたし」と同意を求め、会見を仕切り直した。
これらの様子はネットで生中継され、視聴者からは「致し方ないこと」「本当はもっと早くから行きたかったと思う」「張り詰めた空気感から場が和んだ」などのコメントが寄せられた。
質問が尽きるまで記者に応じた小川氏だが、終盤に記者から出た「エプスタイン文書」という単語について、小川氏は「エクスタイン文書…?エフスタイン…?」などと何度も聞き直し、「ごめんなさい、ちょっと不勉強で申し訳ない」と反応する一幕もあった。
エプスタイン文書とは、少女買春などの罪で起訴され、2019年に自殺した大富豪のジェフリー・エプスタイン氏について、米司法省が公開している大量の捜査資料のことを指す。文書約300万枚、画像約18万枚などの膨大な資料が公開され、各国、各界に影響が及んでおり、日本人との交友の有無も焦点になっている。
この状況に視聴者は、「政治家が知らないとかあり得ない」「これだから頼りにならない」「報道でこれだけ騒ぎになっているのに…。総理にかみついている場合じゃないよ」などと揚げ足を取られる羽目に。
小川氏といえば、立憲民主党・幹事長時代の2025年2月に出演したYouTube番組「ReHacQ」内での号泣が印象強い。相続税増税の重要性を説き、「私も娘が2人いて、本当に残してやりたいのは金じゃない」「子どもに残せるものがあるとすれば、薄っぺらい金じゃなくて、信頼に足る社会を残してやりたい」などと感極まって涙していたが、ネット上には呆れ声も上がっていた。
厳しい状況の中道で党の立て直しが急務だが就任早々、逆風が吹き荒れているのも事実だ。今後の活躍に期待したいものだが、先行きが心配される。