元グラドルの森下千里が当選10回の安住淳を“ジャイキリ” ゼロ打ち当確で圧勝のつじ立ちクイーンとは
衆院選の投開票が8日に行われ、自民党が単独で「3分の2」を獲得する圧勝、中道改革連合は公示前の167議席から大幅に減らし、49議席となった。宮城4区では、前回初当選の自民党の森下千里氏が、当選10回で、元財務大臣の安住淳・共同幹事長を破り、今回の選挙を象徴する「ジャイアントキリング」となった。
安住氏はNHKを退局後、1996年の衆院選で初当選。その後は財務大臣や防衛副大臣などを務めた。昨年、立憲民主党の幹事長を務め、今年1月には公明党と合流した中道改革連合の誕生により共同幹事長に就任していた。
一方、森下氏は元グラビアアイドル出身で、バラエティー番組やドラマ、CMなどで幅広く活躍。その後、2021年の衆院選に初出馬するも、安住氏との一騎打ちで敗れた。しかし、2024年の衆院選では比例ブロックで初当選を果たし、昨年には環境大臣政務官に就任した。
今回、両候補者の選挙活動中の動向がSNSで話題となった。安住氏は1月30日、自身のインスタグラムにクリームパンを食べている動画を投稿。足を組みながら食べる姿が「横柄な態度」などと批判された。また、森下氏は2021年の衆院選から、街頭に立ち続ける「つじ立ち」を継続しており、今では「つじ立ちクイーン」と呼ばれるほどになり、安住氏とは対照的に住民の支持を獲得していったと見られる。
今回の選挙では開票率ゼロパーセントで当選が決まるいわゆる「ゼロ打ち」で圧勝した森下氏だが、敗れた安住氏は以前から言動が問題視されることが多かった。2020年、衆議院の立憲民主党会派の控え室のドアに蛍光ペンで「100点」「0点」「出入り禁止」「論外」などと書かれた主要新聞6紙の政治面の記事のスクラップを掲出。その後、「伝え方が悪かった。反省している」などと謝罪した。また、昨年10月に行った記者会見では、国民民主党の玉木雄一郎代表を「玉木」と呼び捨てにしたことも問題となった。
選挙結果を受け、森下氏は「地域のために働いてまいりたいと思います。そして日本列島を強く豊かにしていく」とコメント。一方、敗れた安住氏は「私の不徳の致すところ」などと反省の弁を述べた。安住氏に限らず、立憲民主党出身のベテラン大物議員が軒並み落選していることもあり、有権者は中道に厳しい審判を下したようだ。