冬季五輪、WBC、サッカーW杯開催のスポーツイヤーは20年ぶり、前回の日本代表成績は
ミラノ・コルティナ冬季五輪が幕を開けた。イタリア北部の都市ミラノとコルティナ・ダンペッツォで22日まで8競技116種目が実施される。
真冬の熱い戦いはスポーツイヤーの幕開けを告げるホイッスルでもある。なにしろ今年はスポーツのビッグイベントが目白押しなのだ。
野球の世界一を決めるワールドベースボールクラシック(WBC)は3月5日に開幕し、17日に米マイアミのローンデポ・パークで決勝。サッカーワールドカップは6月11日から7月19日までアメリカ・カナダ・メキシコで開催される。
さらにJリーグの秋春制移行に伴う特別大会「百年構想リーグ」も6日に開幕し、6月まで熱戦を展開。春を告げる選抜高校野球は3月19日から31日まで行われ、プロ野球は3月27日に開幕する。
1994年以降、冬季五輪とサッカーワールドカップは同じ年に開催されてきたが、それにWBCまで加わった年が一度だけある。2006年だ。
この時も冬季五輪は今回と同じイタリアのトリノで行われた。日本勢はフィギュアスケート女子シングルの荒川静香が金メダルに輝いたが、メダルはこの1個だけ。スピードスケート女子500mの岡崎朋美は4位、スキー女子モーグルの上村愛子は5位、岡部孝信、葛西紀明、伊東大貴、一戸剛で臨んだスキージャンプのラージヒル団体は6位などメダルには届かなかった。
3月に行われたWBCでは侍ジャパンが勝ち上がり、準決勝で福留孝介が2ランを放って韓国を撃破。決勝ではキューバを10-6で下して初代王者に輝いた。
6月から7月にドイツで行われたサッカーワールドカップでは、日本代表はクロアチアに引き分けたものの、オーストラリアとブラジルに敗れてグループリーグ敗退。ブラジルに敗れてピッチに倒れ込んだ中田英寿の姿をご記憶の方も多いだろう。
ちなみに選抜高校野球は、決勝で横浜(神奈川)が清峰(長崎)に大勝して優勝。プロ野球はセ・リーグが中日、パ・リーグは日本ハムが制し、日本ハムが日本一に輝いた。Jリーグは浦和レッズが優勝。田中マルクス闘莉王がMVPだった。
あれから20年。今年はどんなドラマが待っているだろうか。ミラノ・コルティナ冬季五輪ではスピードスケートの高木美帆(高は正しくははしごたか)、スキージャンプの小林陵侑、モーグルの堀島行真、フィギュアスケートの鍵山優真、坂本花織らメダル候補がひしめく。
WBCにも前回優勝の立役者となった大谷翔平の出場が決まり、2大会連続4度目の優勝へ期待が膨らむ。
サッカーワールドカップでも「最強」の呼び声高い日本代表が史上初のベスト8、さらにその上を狙っている。
2006年以上にレベルアップした日本勢の活躍が期待できそうな今年。リアルタイムで感動を分かち合える喜びをかみしめながら楽しみたい。
文/請川公一 内外タイムス編集部