きゃりーぱみゅぱみゅ「9日間連続ワンオペ」15周年関連で疲弊 行政を頼るも「保育園落ちた」
タレントで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが2日、自身のX(旧Twitter)を更新。保育園をめぐる投稿に多くの反響を集めている。
きゃりーは先月「お願い…保育園入れますように…!」とXに切実な思いをつづり、「9日間連続ワンオペ」と育児に追われる日々を嘆いた。この投稿に多くの関心が寄せられ、結果の報告に注目が集まった。
だが今月、きゃりーからの報告は「保育園落ちた」というものだった。想定外の事態に「みなさんどうしてるんですか?(突然のママ垢)」とXにアドバイスを求めた。きゃりーは現在、仕事に子どもを同行させていることを明かし、「15周年で忙しくなるのにどうしよううううううううう。走れるようになってからベイビーモンスター化が止まらぬ…」と吐露し、「みんなで保育園で遊んでもらえたらいいよなあ〜」と我が子の入園を願った。
きゃりーは2023年3月、2020年8月に一部週刊誌にて交際が報じられていた3歳年下の俳優・葉山奨之と4年の交際を経て結婚。翌24年10月に第1子を出産したことを報告し、その2カ月後の12月、自身がパーソナリティーを務めるラジオ「きゃりーぱみゅぱみゅのChapter #0 ~Touch Your Heart~」(TOKYO FM)でスピード復帰を果たした。
「保育園落ちた」投稿に、ネット上では「芸能人でも落ちるなんて……。少子化対策に力を入れている割には何も変わってない気がする」「無償化やさまざまな手当で現金を受給する前に基盤を整備することが必須の気がする」「一時的に認可外や託児所に預けて空きを待つしかない」などといった政策への疑問の声やアドバイスが寄せられた。
その一方で、「庶民と違って、財力でどうにだってできるじゃん!わざわざ『保育園落ちた』なんてアピールしなくたってさ」「落とされたことがしゃくだったのか、突然庶民ぶられても共感を持てない」「芸能人の子どもは丁重に扱わなくてはいけないために、あえて落としたのでは。マネジャーに頼めばいい」などと冷ややかな声も見受けられた。
今から10年前の2016年2月、「保育園落ちた日本死ね」というタイトルで匿名のブログが投稿され、大きな社会問題に発展。文面には、「昨日、保育園落ちた。どうすんだよ。私、活躍できねーじゃねーか」と不満をぶちまけ、「子どもを産んで育てて、社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに、日本は何が不満なんだ?」と国に訴えた。
当時、この数百文字の短文がインパクトを与え、瞬く間にSNSで拡散。「保育園落ちた日本死ね」というフレーズそのものが流行語大賞の候補となり、当時の首相で故・安倍晋三氏は保育政策を迫られた。
この一件で、国や自治体が進めた「受け皿拡大」により、認可保育所の新設や定員増に加え、小規模保育・企業主導型保育といった多様な形態の保育施設が整備された。2017年の待機児童数が約2万人に対し、現在は全国のおよそ9割の自治体で「待機児童ゼロ」を達成。待機児童問題はフェードアウトしていった。
そんななかでのまさかの「保育園落ちた」投稿に再び、国への疑問と期待の声が寄せられている。アーティストの前に1児の母でもあるきゃりー。ワーキングママの切なる願いはどうなるのやら。