映画館で提供が進むドリンクバー 「2杯以上飲まない人がほとんど」との指摘も
東京都新宿区歌舞伎町の映画館「TOHOシネマズ 新宿」がリニューアルオープンすると、4日に発表した。
報道によると同館は、今月13日から24日にかけて休館し、同月25日から再オープンするという。館内設備が改修され、スマホからフードやドリンクが注文できるモバイルオーダーのほか、定額で好きなドリンクがおかわり自由となる「ドリンクステーション」が設置される予定だ。豊富な種類の中からドリンクを選べるようになる。
映画館では近年、ドリンクバーの導入が増加しており、さほど珍しい設備ではなくなったようだが、一部映画ファンの間では「ドリンクバーは果たして映画館に必要なのか」といった議論が絶えず行われている。
ドリンクバーの問題点は、飲み物を求めて上映中に席を立つ利用者が増えることである。「元を取ろう」という損得勘定も働くだろう。さらに水分を大量かつ頻繁に摂取することは利尿作用につながり、トイレに行くため何度も席を立つことで、鑑賞の妨げに感じる観客は多いだろう。
また、ほとんどの観客は映画館へ行ってもドリンクは1杯程度しか飲まないため「実質値上げである」「2杯以上飲まない人が大多数だと見越したサービスだ」といった批判も多い。
その一方でメリットも報告されている。ドリンクバーが導入されたことで一日に数本の映画を鑑賞する映画ファンは何度もフードコーナーに並ぶ必要がなくなるほか、セルフサービスによる提供の手軽さなどが挙げられるという。
恩恵を受けられる人は、今のところ1日に何本もはしごする映画ファンといったところだろうか。だが、数年後にはサービスが発展して、どの映画館でも当たり前になるかもしれない。