渋谷区でカラス7羽の殺害事件 ネット上では「まずいが気持ちは分かる」と同情の声も

警視庁生活環境課は鳥獣保護法違反の疑いで、千葉県船橋市在住の62歳の男性を26日、書類送検した。

報道によると男性は2025年4月頃、東京都渋谷区内のマンションの駐車場で農薬入り殺虫剤を含ませたパンのくずなどをまき、カラス7羽を死亡させた疑いが出ている。男は「カラスの鳴き声やフンに悩まされていた」「カラスを殺すために殺虫剤を混ぜたパンくずをまいた」と容疑を認めている。

鳥獣の殺害のため毒入りの餌をまくことは鳥獣保護法違反にあたり厳重に処罰される。その一方で今回の事件に関しては、一部で「やり方はまずいが気持ちは分かる」と同情の声も少なくないようだ。

渋谷区は長年にわたりカラスによるゴミあさりやフンによる被害が続いており、特にゴミあさりはカラスだけではなくネズミも嗅ぎ付けてくるため、渋谷区では「猫ほどの大きさのネズミを見た」「カラスがネズミを捕食しているのを見た」「カラスやネズミが集まりすぎて不衛生すぎる」といった声が後を絶たない。

現状、渋谷区が行っているカラス対策は「カラスよけネットの無料貸し出し」程度であり、具体的にカラスを減らす対策はできていないようだ。住民の自衛に委ねられているのが実情だ。ネットでは「カラス対策を渋谷区が率先してやらないと」「対策をしないと同じような犯罪が後を絶たない」といった声が相次いでいる。

東京都の発表ではカラス被害は生ごみを減らすことで、ピーク時の2000年より80%も減少しているが、インバウンド観光などの影響もありゴミの数は増えており、カラスの数も伴って増えているようだ。

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