杉咲花主演ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」に反響 「斬新」「ワクワク」「性に奔放」とネット渦巻く

女優の杉咲花主演の日本テレビ系ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」が14日からスタート。初回放送をめぐり、ネット上では大きな反響が集まっている。

監督と脚本を担当するのは、2024年に映画化もしたTBS系ドラマ「からかい上手の高木さん」、2019年公開の映画「愛がなんだ」などを手掛けた映画監督・今泉力哉。プライムタイムの地上波ドラマでメーン監督を務めるのは今回が初であることから、放送前から映画ファンを中心に期待が高まっていたようだ。

杉咲はさまざまな過去の恋愛体験が影響して、いつからか “きちんと人を好きになること”“きちんと向き合うこと”を避けてしまっている27歳の小説家・土田文菜を演じる。ラブストーリーの名手といわれる今泉がメガホンを取っただけに初回放送後は、初対面の男女が会ったその日に交際を始めるスピーディーすぎる展開や、恋人がいながら平然と他の男とホテルに行ってしまう天真らんまんさが物議を醸し、「大胆な展開が斬新」「キャストの良さに引き込まれてワクワク」「恋愛模様に感情移入が出来ない」「10時台に地上波でやるとは思えない内容と演出」などといった賛否がネット上に渦を巻いた。

第2話では、文菜が執筆中の小説に登場する大学の友人をモデルにしたという人物の描写についての長い議論が注目を集め、「会話の意識が高すぎる」「ドキュメンタリーみたい」「セリフの量が半端ない」と女優魂を見せつけ視聴者をくぎづけにした。

一方で早くもリタイアした視聴者が後を絶たない。21日のニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では、同ドラマを取り上げ、「第1話では初対面の男性の家についていったり、浮気しているような描写が。“性に奔放な女性”を肯定しているように見えるため、不快感を示す人がいても仕方ない」とのテレビ誌編集者の私見を掲載している。

さらに、ドラマの善し悪しが2つに分かれた理由について、「SNSの意見を見ると、過去に“性に奔放なサブカル系女子”が身近にいた人ほど嫌悪感を示している印象を受けました。この手の女性はサブカルを本気で好きというより、サブカル男子との話すきっかけなど“ツール”に使っているように見える人が多いんですよね。今回のドラマならミッシェルのファンが“エモ消費”されている演出に不快感を示すのも当然でしょう」と分析した音楽ライターの声を伝えた。

文菜の現在の恋との向き合い方を描く上で、学生時代の恋人から今の恋人に至るまでの、それぞれの人と過ごした時間やその時々の恋愛感情も丁寧に描かれているはずの同ドラマ。まだスタートして間もないだけに前途は見当もつかない。さまざまな意見でネットが盛り上がっている自体、この冬一番の話題作ドラマなのかもしれない。

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