阪神・佐藤輝明いまだに決まらない契約更改 ポスティングのもつれで交渉長期化

このところ阪神ファンをやきもきさせているのが主砲・佐藤輝明内野手の契約問題だ。昨季、本塁打と打点のタイトル二冠を獲得して、リーグ優勝に大きく貢献。年俸1億5000万円から爆上がりを誰もが予想していたが、いまだ契約は未更改のままとなっている。

「今オフの阪神の契約更改は大盤振る舞いで1億円以上(日本人選手、佐藤を含む)が12球団最多の17選手となりました。佐藤も倍以上の増額は確実で金銭面で揉めているとは考えづらい。佐藤は昨年の契約交渉時にメジャー挑戦の希望を球団に伝えましたが、今回の交渉では、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦がネックとなっているようです。代理人のショーン・ノバック氏が、2026年シーズン後のポスティング容認を文書化することを要求しているといわれています」(スポーツライター)

佐藤が海外FA(フリーエージェント)権を取得するのは最短で2029年、30歳になるシーズン。少しでも若いうちにメジャーに行きたい気持ちは分かるが、球団も簡単には認められない。

「今オフもヤクルト・村上宗隆、巨人・岡本和真がポスティングでメジャーに移籍しました。近年、有力選手が続々とメジャーに流出しています。FA取得前のポスティングによるメジャー挑戦が当たり前になればNPBは人気がガタ落ちする危険性があります。また、阪神では才木浩人投手らもメジャー挑戦を希望しており、佐藤のポスティングをあっさり認めてしまえば、悪しき前例を作ってしまうことになります」(同上)

21日に大阪市内で行われた「甲子園歴史館運営会議」後、報道陣の取材に応じた阪神・粟井一夫球団社長は佐藤との契約交渉について「お互い誠心誠意、話を続けてるという。それが事実ですね」とだけ話し、同会議に出席した岡田彰布オーナー付顧問は「今まで未更改いうのがおかしい。なんで更改してないんかな」と苦言を呈した。

さらに岡田顧問はポスティングについてもこう語っていた。

「ルールを作れって言うたけどな。5年は帰って来られへんとかな。大変なことになるよ。ポスティングだけで何でもいけると思っとったら。日本の野球なんか終わってしまうよ」

佐藤の契約交渉について、ネット上の虎党も当初は「じっくり交渉したらええ」と好意的だったが、「ポスティングのもつれで長期化」と報じられるようになると、「球団は毅然として対応したら良い」「たった一年活躍したくらいで駄々こねるって、ちょっと自分勝手過ぎる」「ポスティングは球団側の権利。それがダメならFA権利獲得まで我慢するしかない」など、一気に厳しい声が集まるようになった。

2月1日のキャンプインはもうすぐ。果たしてそれまでに契約更改できるのか、阪神ファンならずとも気になるところだ。

おすすめ