「時間ないだろ」木原官房長官から受験生への「期日前投票のお願い」が物議

20日午前に行われた木原稔官房長官の記者会見で発せられた「期日前投票のお願い」が物議を醸している。

この日、木原稔官房長官は2月8日に行われる予定の衆議院選挙について説明を行った。その際、記者から「2月8日は全国各地の大学で入学試験が予定されている」「選挙法が改められ18歳以上も選挙権を持つ今、大学入学試験などに影響はないのか」といった質問が行われた。

木原官房長官は「できるだけ多くの有権者の皆様に投票に参加していただきたい」「期日前投票の呼びかけを積極的に行いたい」との考えを述べた。

記者の質問通り、2月8日は多くの大学で一般選抜などの入試があり、選挙が開催されることで受験生の貴重な時間が奪われる事が懸念されているのだ。

この発言にネットでは「試験前に選挙なんか考えている時間ないだろ」「選挙の時期をずらす発想はなかったのか」といった非難の声が相次いだ。

特に現役生である18歳は今回がはじめての選挙の可能性もあり初めての選挙と試験の板挟みとなる可能性が高く、これでは受験生にとって選挙も試験も中途半端になる可能性が高い。

また、木原官房長官の推奨する「期日前投票」に関しても「受験生には厳しいのでは」の声もある。期日前投票は受け付ける会場に限りがあるため地域によっては車で移動する必要が生じたり、長時間列に並ぶなど時間的ロスも大きい。

日本では18歳選挙権が2016年から施行されているが、今回のように入試期間と衆議院選挙が完全にぶつかるとは想定されていなかったようだ。

今回の衆議院選挙は戦後最も短い日程で行われる事が確定しており、この先も様々なトラブルが発生しそうである。

おすすめ