共通テストの変更点で新たな“問題”か 受験前からすでに「情報戦争」との指摘も
大学受験の最初の関門となる共通テスト(大学入学共通テスト)が17日、18日に行われるが、今年は現場で混乱が発生するのではと危惧されている。
2026年度の共通テストは変更点が多く、出願がオンラインに変更。そのため、これまで郵送されてきた受験票は各人が自宅でプリントアウトして持参する必要があるのだ。
また受験票持参に伴い、顔写真付きの学生証やマイナンバーカード等の持参が必須になる、など細かいルールが決められている。特に受験票の各自プリントアウトは今年初の試みであり、ネットでは「受験生に無駄な心配をかけそう」「新しい試みをはじめる時は救済措置がほしい」といった声が相次いでいる。
また、プリントアウトに関しては現在ではプリンターがない家庭も存在するため、この点についても当日の混乱が発生する可能性がある。
これまでの例がないまさに「情報戦」ともいうべき様相になっている26年度の共通テストだが、一方では今回のルール変更は「振り落とし」の一環ではないかともされている。共通テストは誰でも受験することが可能であり、「情報を集められない人は進学後も厳しい」「大事なのは学力だけではない」といった学力以前の情報収集の時点で選考をはじめる意図があるのではないかとされているのだ。
本当のところは定かではないが、令和時代の受験は「試験前の情報収集」からすでに始まっているのかもしれない。