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【官能小説】背徳のSEX・・2/2

 あれから何日過ぎただろうか。壊れた映写機が同じ場面ばかりを繰り返し写し続けるように、あの日の出来事は絶えず私の脳裏をかすめていた。それを私は飽きる事無く見続けていた。その反面で、早くそのシーンがセピア色に越せてしまう事を願っていた。

 私はもう、望みみちるでは無い。紺野くんに想いを寄せていてはいけないのだ・・。私はその場面を消し去ろうと、毎日の家事仕事に没頭していた。そんな折、何かの悪戯だろうか。主人の一泊の出張が決まった。私は主人が出掛けるのを待つようにして、彼の携帯電話を鳴らした。
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